自然と触れ合う気功合宿@八ヶ岳に参加(1日目)

2019年6月30日日曜日

イベント 気功合宿

先週の週末(6/22-23)全日本混化気功協会の前島先生の「自然と触れ合う気功合宿」@八ヶ岳に参加しました。新緑の中、まさに五感が磨かれた一泊二日でした。体験や感想など改めて書き記します。


一日目
朝、一緒に参加する仲間と共に、わくわくしながら車で現地に向かいました。途中、雨に遭いながらも到着すると雨は止んでいて、深い緑の原生林の中、コテージでは鳥や蛙&虫の大合唱に迎えられ、合宿が始まりました。
 
 

 
 今回の合宿のテーマは ”自然に触れて、五感で感じる” を体験すること。

ガイダンスの後、コテージ周辺および湧水近くの池を散策。

道すがら、山三つ葉(とても大きかったです!)、カキドオシ(連銭草)、マムシグサ(天南星)、オオバコ(車前子)、クマザサ、スイカズラ(忍冬/金銀花)・・と薬草も多く自生しており、小さな可愛いカエル達にも遭遇、あれこれ言い合いながら道中を楽しみました。

水が多い場所には、水はけをよくしてくれる生薬が生えている気がします。(右写真は、巨大な藤ヅルが弱った木に巻きついて引き倒しかけているところ。森の新陳代謝を促進しているとのことでした。)



 そしてランチ!「くらしまわり」さんの素食お弁当&前島先生のカブのお味噌汁・野草茶を頂きました。

”ばくだんおにぎり”はものすごくインパクトありました!
まず、木の芽のさわやかな香りが鼻をくすぐり、様々な具があちこちに隠れていて一口噛むごとに、次は何が出てくるか? 美味しさはもちろん、まるでミステリーツアーのようで楽しい昼食でした。


食後は、いよいよ前島先生の「森林浴&気功講座」です。
気功ストレッチ等で身体を緩めた後、ゆっくりと”天人合一”を、先生のゆるやかな誘導の下で行いました。

森の中で行う”天人合一”は格別で、身心共にリフレッシュできました。
余計な力を抜くって、とても大切なことだと実感。

その後、木や植物に触れて感じる体験、ハンモック体験を楽しみました。
ハンモックの揺れに身を任せ、空を見上げていると、自分が蓑虫(みのむし)になったような、宇宙空間に浮かんでいるような、、上手い表現見つかりませんが、ハマってしまいました。



「五感で楽しむ素食の料理講座」

ぼーっと揺られているうちに、先生方がアウトドア夕食と焚火の準備にとりかかって下さっていました。
おりしも、今日は夏至。北欧ではかがり火を焚いてお祭りをするとか。
今回、マグネシウム棒で火おこしから挑戦しました。(私はナタで薪にささくれを作る係。)かなり時間がかかりましたが、ようやく着火、薪に火を移しました。
その瞬間、虫・蛙の大合唱がピタッと止み、高い木の上にいる鳥の声のみが響くほかは、辺りがしーんと静まり返りました。皆が息をひそめて、火を警戒している気配を感じます。

あぁ、この感覚、子供の頃は自然に持っていたと思うのに、いつのまにか忘れていたなぁと気づきました。


火が薪に移ったのを確認してコテージのデッキに移り、アーユルヴェーダのハーブティーを頂きました。

前島先生から”五感を引き出す料理のコツ”のレクチャーを伺い、キッチンで先生のあざやかな手さばきを間近に見つつ学びました。季節の地元野菜と素鶏(大豆肉)や中華食材、こだわりの調味料の組み合わせで次々に編み出される数々のお料理、デザートのカモミールの効いた蜂蜜レモン掛け豆花(トウファ)に至るまで、豪華フルコース!が出来上がりました。


外に戻り、焚火を囲みながらの夕食タイム。
パチパチと弾けゆらめく炎は、美しい舞を見ているようで見飽きることがありません。

美味しいごはんを味わいながら、何も喋らなくても、皆が一体感を持てるような気がするのは焚火を囲んでいるからでしょうか。

存分に五感が引き出され、何かに満たされた夜でした。

片付け後は、ご近所の「鹿の湯」で温泉浴♨。長時間ドライブでむくんでいた足首まわりがすっきりしていてびっくりです。身体も軽く、森林浴気功のおかげだと思いました。コテージに戻り、仲間とストレッチを行ってから就寝しました。



二日目に続く)